夏は夜 / 蛍01〜06

枕草子。
みなさんもどこかで触れたことのある文学なのではないでしょうか。

「夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、ほたるの多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。」

この、平安時代の夏の夜をテーマに、「蛍」をつくりました。
きっとあの頃は夜になると真っ暗で、月明かりが辺りを照らしていたのでしょう。
月が新月の頃は闇に包まれてしまうので、真っ暗ななかを蛍が照らしていたのかもしれませんね。

ミントブルーをベースにし、ところどころ点々を入れることで夜に光る蛍を表現しました。
また、そんな蛍の儚くぽつぽつとした光に合わせて、スワロフスキーのライトブルーパールを一粒あしらいました。

裏側をネイビーに塗ることで、より模様が際立っています。
幾層にも重なる光の層をお楽しみください。

色味の落ち着いたシンプルなアクセサリーなので、シックな服装にも馴染みます。
夏のサラッとした素材ともよく合うと思います。


色付けから研磨まで、ひとつひとつ手作業で作っています。
形や組み合わせはそれぞれの個性に合わせて決めているので、すべて一点物です。


「夏は夜」は、「蛍」の他に「月」「雨」のシリーズもあります。
もちろん単品だけでもお楽しみいただけますが、シリーズ違いで組み合わせても素敵になると思います。

あなただけの色と形を見つけてみてください。

今回は、ペアでの販売になります。
似ているようで、どれも違う色彩を持っているので、お気に入りの耳飾りを見つけてください。